鼻紙diary

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俺たちは一生このままだから、ってそんないい言葉ないよな

・都市は封鎖されている。俺が住んでいる大阪も、実家のある横浜も封鎖された。もう丸々一週間は家に閉じこもっている。まあ、閉じこもっていても、近所のコンビニで買う酒でよっぱらっているし、インターネットには顔なじみがいっぱいいるし、その気になればテレビ電話であえるし。なんというか、この平和な国の平和な日常は、それこそ核の冬でも訪れない限り、壊されないような、妙な安心感がある。だってそうだろう、ツイッターのトレンドは半分くらい今だって平和だ。友だちとのLINEは永遠にくだらない。俺たちは一生このままだからって、そんないい言葉ないよな。でも、いまこうして家に閉じこもっていても、いまの友だちとは一生こんな関係性でいられるような気がしてならない。

 

・核の冬といえば、名作オープンワールドゲーム、falloutをやっている、暇なので。話題の76でもなく、名作4でもなくNew Vegasを。なんでってSteamで安かったし、俺のPCのスペックの限界だ。俺はそこまでゲームをやる方ではなく、つい去年まで永久にGTA4をちまちまやり続けていたようなタイプなので、10年前のグラフィックでも感動するようなコスパの良さだ。俺はマッドマックス怒りのデスロード鑑賞以来、ポストアポカリプス的な世界観に一定の憧れを抱いていたので、falloutの体験は呼吸をも忘れそうなほど楽しい。初めて1日目のプレイ時間は13時間だった。後の11時間は寝ていた。

 

・本棚の漫画を読み返している。俺が高校時代に影響を受けた漫画は数あれど、真っ先に挙げられるのは『ゆゆ式』だ。俺は中高が男子校で、その6年間で完全に頭がおかしくなってしまった。ラブコメみたいな世界観より、まんがタイムきららみてーな世界観のが男子校は近いと思うようになってしまった。今でもその思いは変わらない。だから今になって『ゆゆ式』を読み返すと、まるでそれは俺がいた光景のようで、ちょっと泣いてしまったりする。本当に。思えば、高校時代みたいな全身全霊の友達ってのは今後の人生でもう出会えないのかもな。大学や、そのさきの社会で出会っていく人たちとはあくまで「社交」だったり、そういった打算的な付き合いで成立していくのかなって(そんな中で、大阪で出会えた友だちには感謝しかない。臆病でどうしようもない俺を肯定して応援してくれたから。←って森久保のキャラソンかよ!!!!!????逝ってヨシ)。そう思えば思うほど、『ゆゆ式』を読めば泣いてしまう。

 

・都市は封鎖されているが、俺は変わらずやっている。毎日のシャンプーも、髭剃りも忘れない。本当は誰も見ていないんだからしなくてもいいけれど、忘れずやっている。そうすることが俺が人間的に前に進める活力を残していけると思っているから。