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【恥も外聞もなく】平成の邦楽ロック名盤三選

こんにちは、皆さん音楽聴いてますか?

俺は聴いてます。

バイト終わってマクドTwitterみてたら平成のコンテンツを振り返るエントリがTLに散見されたから触発されて書きます。日付が変わる前に頑張って書いたからミスは多目に見てください。

ごめんなさい、遅刻しました。

今回は国内のロックバンドに絞ります。あと、あくまで俺の好みのもとです。

 

COALTAR OF THE DEEPERS『COME OVER TO THE DEEPEND』(2000年)

 

COME OVER TO THE DEEPEND

COME OVER TO THE DEEPEND

 

 

ギターがいちばんかっこいいとアルバムって何?と聞かれたら間違いなくこれを挙げる。このアルバムには、オルタナ、サイケ、ハードコア、シューゲイザーはてはデスメタルまで、ギターがかっこいい音楽が全部詰め込まれてて、すべてが破綻なくひとつのアルバムとしてパッケージングされた凄みがある。ドラムも全編に渡ってアホみたいなテクで乾いたスネアが響き渡ってる、最高じゃん。『TASTE』から『C.O.T.D』の展開とか凄すぎて、凄すぎて溜め息が止まらない。言わずもがな『C.O.T.D』がいちばんすきで、俺はこの曲を再生する度にあのむせ返るような熱気のアスファルトと頭上には入道雲が浮かぶ真夏を想起する、なぜか。

 

ゆらゆら帝国『空洞です』(2007年)

 

空洞です 

空洞です 

 

 

邦楽ロックというジャンルはあまりにも硬質で、簡単にはパラダイムを越えられないのだけれど、このバンド、このアルバムだけはロックとかポップとか邦楽とか洋楽とかの枠組みをぶっ壊して、ただそこに「めちゃくちゃやばいいい音楽」がある。「完成してしまった」って世界一かっこいい解散の理由だ。俺も完成して~~

この音楽をサイケって決めちゃうのは簡単だけど、それって勿体無くないすか?っていう

 

ヒトリエ『HOWLS』(2019年)

 

HOWLS (特典なし)

HOWLS (特典なし)

 

 

あの日から俺はこのバンドを一度も聴いてなかったのだけれど、久しぶりに再生したら案外不用意な感情はなかった。そんなことはどうでもよくて、このアルバムはひとりの音楽家がたどり着いた境地のひとつだと俺は断じることができる。ナンバガ以来のオルタナの系譜を丁寧ていね丁寧になぞりながらも自身の発明をふんだんに折り込みそのうえでその発明に寄りかかることなく最新の邦楽ロックの像を明確に提示したのがこの傑作で、邦ロック特有の固さとコンテンポラリーなポップミュージックが見事に融合されてて、このバンドの、未来がとても楽しみだったんだけど、なあ。

 

おわりに

俺が納得できる選び方をしたら大衆向けのものなのか個人的なものなのかよくわからなくなってしまった。でも誰か一人が選んだオススメ◯◯何選!ってこんなもんじゃないすか

こんなかだとC.O.T.Dの知名度が低い気がするんですけど明らかに評価に見合ってないクオリティなんで全員が聴いたほうがいいと思う、ほんとに