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ナンバーガールが復活した

ナンバーガールが復活した。

今さらになってそんな感慨が爆発してしまって夜中にこれを書いている。

正直いって俺はナンバーガールの世代ではない。その残滓を啜るキッズだよ、お前らの嫌いな。ただ2000年代以降の邦楽ロックを聴いてきた世代はすべてナンバーガールの世代とひと括りにしてしまってもいいのではないかとも思う。2019年の音を聴いたか、まだテレキャスかき鳴らしてメガネが叫んでるぞ。邦楽ロックがナンバーガール以降ひとつも進歩していないなんて大口を叩いて憚らない、俺は。ナンバーガールはそれほどまでにエポックメイキングなロックバンドであった。

ナンバーガールが復活して、すべてのアルバムを聴き直したが、やはり邦楽ロックはナンバーガールから1歩も。ナムヘビーメタリックがリリースされた2002年に邦楽ロックは死んだ。いや代謝機構が機能不全に陥った(じゃあザゼンの向井は何なんだ、彼は最早オルタナを超越したプログレ、ダブ、向井秀徳の脳内に蔓延る音楽の凝縮を体現した音楽集団)。まだすがるか。お前らは言うが、邦楽ロックに狂わされたオタクはすがる。紅白に15秒でた向井秀徳でも狂うぞ、俺たちは。平成の終わり、rockかpopかわからん音楽聴いててもそれを通してナンバーガールを感じてるんだ、そして涙流す。忘れられないし、忘れたくもない。

 

今年の夏、俺は北海道へ行く。何がなんでも行く。北海道へ行けない奴等は俺を羨め。俺は蝦夷の大地で、刺すような青空のした透明少女を聴くぞ。聴いて、俺の通ってきた音楽は正解だったと絶叫するぞ。俺は極極に集中力を高める必要がある。

以上。