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好きなものに対しては順張りでありたいという欲求

こんにちは、逆張り男です。

人生20ウン年、気づけば肥大化した自意識は俺の精神のだいぶ深い部分にまで深く入り込んでいるようで、まあ、なんというかだいぶキショいことになっている、俺の精神は。

思えば、高校でも俺だけ都内の大学じゃなく大阪の大学を受験したし、当時はひと月に一度しか髭をそらなかったし、大学に来ても素直に人間関係を構築できないし(というか構築しないことをよしと思っている節もあるし)、就活だってしていないし、未だにフランス語の授業受けてるし、とにかく「多数派が普通にやってること」を異様に嫌悪している。

どうしてこうなってしまったんだ.............

↑こんなやつ大学にいたら普通に嫌いかもしれん。

そうなってくると何が困るかというと、「自分が何が好きか」というものを表明することに非常な困難が伴ってしまう。

例えば「好きな音楽は何か」という質問に対して、音楽を聴きすぎてしまった俺はもう二度と素直に答えることはできないだろう。実際この前初対面の相手にその質問をされた時、20秒ほど悩んだ末「.................ナンバーガール.......?」だけが絞り出された。

↑なんで疑問系なんだよ。

挙げ句の果てにはLINEのプロフィールに設定している音楽は

 

これだ。どうした?

でもそうだろう。

これや

これも俺は全身全霊で好きだがそれを言ったところで俺にとってなんのプラスにもならないだろう。そういうわけでナンバガが選ばれるというわけだ。もしくは大喜利としてティンカーベル初野が選ばれると。

↑こいつの自意識キモすぎんだろ。誰もお前に興味なんてないからな。

そんなわけで、俺は自分の好きなものを自分ですら見失っている観がある。

皆さんは、好きな食べ物を聞かれたときになんと答えるだろうか。俺はといえば、これもまた無駄に時間をかけて悩んだ末、「炭水化物」とかいうキッショいキッショい回答が導き出されるだろう。

実際のところ俺はラーメンとかめちゃくちゃ好きだけどそれを言ったところでベタすぎてなんの意味があるんだ?ラーメンなんてみんな好きだろうがよ。

..................と思っていた訳だが。

これからは、素直にラーメンが好きだと表明していこうと思う。ラーメンに対して順張りでいよう。

というのも。

ラーメン好きの友人と全国各地のラーメンを食ったり、主要なラーメン二郎も結構行っていたりする訳で、それってもう普通にラーメン好きと言っても差し支えないのでは?と気づいた瞬間、やけに腑に落ちる感覚があったからだ。SUSURUTVもみてるし。

↑差し支えってなんだよ。誰もお前がラーメン好きだからって差し支えることはないだろ。

↑そう。「そろそろラーメン好きを名乗ってもいいだろ」と思って辺りを見渡してみると実はみんなそんなにラーメン食べてきてないし、別に月に一回しかラーメン食べないやつがラーメン好きを名乗ってもなんの罰も下らない世界に俺はいた。それに気づいた。むしろ、好きなものって表明していったほうが色々なことが円滑に進むことが多いらしいです。

↑20ウン年生きてきて今更気づくことじゃないだろ。

↑なんだお前、失礼なやつだな。殺すぞ!!!!!!!!半年ROMれ!!!!!!バッチィィィィィィィィィィィィ⚡⚡

半年後…………

俺は、自分のアイデンティティに書き加える条項に異様に高いハードルを課していただけだったのだ。

というわけて今後は好きなものに対しては順張りでいようと思います。

その順張りへの欲求に素直に従った方が、自分にとっても他者にとっても有意義だと感じるので。

サウナも好きだし、藤井風も聴きます。プロテインを飲んだっていいでしょう。vaporwaveも好きですよ。

ただ、それを/で区切ってtwitterのプロフィールに書く。それだけは、無理です!!!!!!!!!!!!

↑自意識の敗北

スマソ