鼻紙diary

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成功とは何か

少しまえまで物事の成功とは何かということについて考えていたが、何となく納得したから書く。

このクソみたいな資本主義社会、成功には必ずや(商業的な)が枕詞に見え隠れしているせいで成功というものがよくわからなくて、遠いもののように見えてしまう。

例えば音楽家としての成功はメジャーデビューだし、芸人ならゴールデンに出ることだし、作家なら賞とって本を出すこと、起業家ならビジネスが成功すること、サラリーマンなら昇進して大量の賃金をブチ貰うことだろう。スポーツ選手とか若干違う気がするがまあそこはどうでもいい。俺もあなたもスポーツ選手ではない。こんな感じで反例持ち出して揚げ足とる奴、マジで性格悪いからやめた方がいい。次からは警察呼びますよ。

社会というシステムに属してそのフォーマットで戦わざるを得ない以上ゴールが商業的な成功であることに異論はないし、俺ごときが異論を挟んでゴチャゴチャ言ったところでそこらのドブネズミ以下の価値しかないので、特に文句をつけるつもりもない。何せ東大生が束になってかかってもビクともしなかったものなのだ、資本主義とは。

そんな中で文章を書いている俺だが、(商業的な)を無意識に頭にこびりつかせたまま色々なことを考えていた気がする。例えば小説で賞をもらうことは誰かに評価されることで、その評価の基準は客観的にみていいか悪いかということで、いい小説は売れるから賞をあげて自分の雑誌に載せるわけで、めちゃくちゃ商業的だ。承認欲求をエサにしたマーケティングだ。それに気づかず賞に出して一喜一憂する俺は完全に資本主義のイヌヌワンだったわけだ。誰か俺にswitchを恵んでくれ。

それに、何かを評価する基準もかなり高い次元の無意識で「売れてるか売れてないか」になってしまっている気がする。売れてるか売れてないかがめちゃくちゃ簡単に見える化されている実情、それは仕方ないことかもしれないが……………(何度でもいうがそれが悪いと言っているワケではない!なぜなら商業的に成功するとは最大の期待値を持って多くの人に認められる、いいと思ってもらえる行為だからだ)

だけれど、最近になってそういう売れた、売れないのベースで行動していないひとの素晴らしい作品を見たりだったり、話を聞いたりしてなんというか独断のまどろみから解き放たれた気がする。まったく売れなくても(売れる気がなくても)ギターを弾く姿は本当にかっこよかったし、その文章は美しかった。

その結果めちゃくちゃ売れたところで、「まあ売れるつもりじゃないんスけどね?」とか言ったらすげえカッコいいな。言わせてくれ

あと、インターネットのお陰で売れる売れないとかとは全く違うところで表舞台に立てるようになった気もする。これは本当にいいことだ。

そう思えば、俺とっての成功とはやはり100万人に一人でもその人にいいと思ってもらえることなのかな、と思う。だから下らん時給980円のバイトをしてでも遠い何かを夢見てグダグダやってるのが性に合う。だから、賞とか売れるとか本当はドブネズミ並みにどうでもいいことなのだ、俺にとって。単純に目的と手段を倒錯していた……だけかもしれない。これを読んでくれてるあなた。あなたが一ミリでもいいと思ってくれたら俺の勝ちです。俺以外のすべては負けです。

長々と書いたわりに普通のことを言っている気がするが、まあそんなものだろう。複雑にみえる事柄ほどその結論は単純だったりするものだ。だから、ワンピースの正体は俺たちの絆でいいと思う。

思想家の数だけそれぞれの実存があるのと同じように、人間の数だけそれぞれの成功があるのだ。だから全ての表現者は恐れずに進み続けるしかないのだと思う。自分の信じる成功に向かって。進み続ければ必ず一人でも多くの人に届く。めちゃくちゃ安っぽいJ-POPの歌詞になってしまったがこれはマジだと思う。マジだし、この世界が捨てたもんじゃないと思える最大の理由だと思う。

進み続けた結果、こんど同人誌を出すことになりました。


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(夜なべして作った表紙をだれか褒めてくれ………)

はじめは個人誌のつもりだったのだが、何人かに声をかけたところ文章を寄せてくれるとのことだったのでそこそこのボリュームがある同人誌になる予定だ。

載っているものは、表題作の俺の小説に加えて、小説、エッセイ、小説の感想、など。遅くても来年の一月には出したいな~~~~(予定)

テーマとかは特にないんだけど、いちおう「生活」にまつわる文章にしてほしい、と言っている。誰もがよくわかっているようでよくわからず、生活している。誰かの生活のかたちが、誰かの生活をよくするものであればいいな、などと思ったり思わなかったりする。

ということで、自己啓発から無理やり宣伝に着地させたところで終わります。

絶対に年内に原稿終わらせてやるからな、首を洗って待ってろよ