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俺はvtuber鈴鹿詩子を、詩子さんと呼ぶことにした

俺はこの記事をキモすぎてお蔵入りにしようと思ってたんですが、ゆえあって公開します。

 

こんにちは、みなさんバーチャルYouTuber(以下vtuber)は好きですか?

俺は好きです。

自分はいわゆる箱推しはしてなくて、動画勢を中心に嗜む程度に楽しんでおります(とはいえこういった消費態度のオタクが大半なのでは?自分の周りのオタクが揃って箱推し勢なのが異常だと信じたい。それとも世のvtuber好きたちは1日何時間も配信に釘付けなのが普通なのか?)。

とはいえ一人だけ、いる。配信はできる限りチェックし、ツイートは欠かさずいいねを押し、時にはなけなしの口座から少しの気持ちを投じては夜な夜なひとり満足しているvtuberが。

鈴鹿詩子さん、あなたです。

 

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彼女と出会ったのは去年、にじさんじ二期生がデビューして少し過ぎたあの暑い暑い初夏のことだった。

酷暑の中、壊れたエアコンを恨みつつ開け放たれた窓から入り込む蝉の合唱をBGMにデビュー当時のあなたの配信を聞いて、俺は感銘を受けたのだった。

「こんなのが許されるのかよ……」

確かにはじめは奇をてらった言動、企画に惹かれたのだった。でも彼女には溢れているのだ。どうしようもない、慈愛が(これこそ母性の正体)。愛に枯れた俺というひとりの現代人、気づけば彼女のことばは俺の精神にズブズブと浸透していった。

思うに、彼女はまったくもってウケを狙ってないところが素晴らしいんですよね。最初は自分がなんでこんなにウケてんだ?ってわかってなかったと思うんですよ。それが自分の持ち味だとわかってからも、それをうまくいかして立ち回ってる、そこには絶対彼女の人生経験の豊富さがあと思うんですよね。キャラ設定と魂のキャラのギャップというか、和音?それがもっともうまくいってるキャラの一人が詩子さんだと思います。

 

ブランキージェットシティが好きだと言えば、AmazonでCDを買っては毎日のように再生した。あなたが歌った歌はどんなライブ・キラーチューンよりも俺の心を躍らせる(わがままをいえば、丸の内サのような少し前のJ-POPをもっと歌ってほしいな。それが一番似合っているから)。あなたが勧めてくれたBL本は今でもFANZA(旧DMM)のライブラリに残ったままだ、消すに消せない。あなたに投げていたマシュマロは、自分の中の気持をいたずらに消費するだけだと気づいてから投げなくなりましたが。

俺は詩子さんのことを詩子さんと呼ぶようになった。

最初は、他のファンの人たちが彼女を詩子お姉さんと呼んでいることに対してマウントを取りたかった。

マウントをとりたかったんだよ!!!!!!!!!!!

他のオタクとは違う、俺だけが彼女を俺だけの呼び方で読んでいるんだ。それにしては割りと普通な呼び方だと思ったそこのあなた、中々鋭い。大事なのはそこにある情緒なんですよ、俺にとって詩子さんを詩子さんと呼ぶことが自然だったんですよ。他に理由なんて要らない。たぶんみんな詩子さんのことを詩子お姉さんと呼んでいるだろ?俺は違うんだよ。俺だけは。

 

いつしか、そう具体的には季節がひとまわりした頃、俺は思うようになった。

俺は、この女性(ひと)をずっと前から知っている気がする…………

もちろんそんなのは嘘だ。彼女はこの世界ではないべつの世界に住んでいて、彼女と逢えるのは画面を通してだけ。生きる世界が違うこんな私に あなたは優しくしてくれた(レインボーガール)

 

俺は思った。俺の中にある『遠い記憶の底にある憧れのひと』のイデアが詩子さんなのだと。わかるだろうか?あの、夏休みに祖父母の家に行ったときにしか会えない少し年の離れた親戚のお姉さん。いつも余裕のある微笑みをたたえていて、でもすこし抜けているところがあって、彼女の着ていた真っ白なワンピースはいまだって網膜の奥に焼き付いていて……………………(実在しません)

それが、俺にとっての詩子さんなんだよ!!!!!!

俺は罪深くも『憧れのひと』の様々な深い部分を知ってしまったんだよ!!!わかるか?この罪の重さが!!!もう引き下がれないんだよ、俺は!

中々配信がうまくいかない詩子さんも、ショタに欲情する詩子さんも、ぜんぶがぜんぶ俺の中の善なるイデアを補完する断片なんだよ!!!!参ったか??!!

 

 

 

最後に、さいごに俺が言えることはひとつだ。

 

詩子さん!!!!!!!!結婚してください!!!!!!!!

 


【自作オリジナル曲&MV】Will you marry me? / 鈴鹿詩子 (Utako Suzuka)【後方花嫁面】

 

 

そう言うと彼女は少し困ったように微笑みながら私の頭を小突くのだ。だが私ははじめからそうされるのが解っていたかのように大袈裟に痛がったりする。詩子さんは口許を押さえて笑っている。私はおどけてみせる。まるでひとつ前の言動を取り消すかのように。でも私の気持ちには嘘も偽りもなくて………………

だいぶ込み入った話になってきたのでちょっと早いですがここらで終わらせます。読んでくれてありがとう