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PELICAN FANCLUBは、流行らないとおかしい

こんにちは、皆さん音楽聴いてますか?

俺は聴いています。

最近いいな~~って思ったバンドでPELICAN FANCLUBっていう人たちがいるんですけど、このバンドがつい先週リリースしたアルバムをなんとなく聴いてみたところその完成度がヤバヤバだったんで、さぞかし売れてるバンドなんだろうな~~って思ったらメジャーデビューも先週だった。ツイッターのフォロワーは一万人いなかった。マジか。

ここまでやってウケないならさすがにもう日本バンド流行んね~~~って思ったんで逆にデビューしたてでよかった。これから売れろ。たのむ~~~~~売れてくれ~~~~😭そしてかっこいい曲を俺に聴かせてくれ~~~~~😘

とりあえずSpotifyでもなんでもいいから最新アルバムの三曲めまででいいんで聴いてみてください。「ここまでやって」の意味がわかります。

 


PELICAN FANCLUB 『Telepath Telepath』Music Video

一曲めのTelepath Telepathはガリレオガリレイ、ひいてはスーパーカーにまで通じる00年代の邦楽ロックに特有の透明感と知的でしっかりと構築された歌詞世界が展開される疾走感のあるバンドサウンド。「疾走感のあるバンドサウンド」ってナンバーガール以降の邦楽ロックにおいて売れるバンドのもはや必要条件なんで、この曲を一曲めに持ってきたのは「正解」です。STAYTUNEだってシティポップに疾走感持たせたからウケたんでしょ。


PELICAN FANCLUB 『ハイネ』Music Video

二曲めのハイネは四つ打ちとフレーズを繰り返すサビ。なるほどな~~~、これ米津玄師じゃん‼️‼️バンドでここまで米津玄師に寄せたのははじめて聴いたかも。この曲を聴いたとき、このバンドの本気気(マジキ)を察した。「売れ」にきましたね……

三曲めのハッキング・ハックイーンは激しいギターリフと捲し立てるボーカル、一昔前の邦楽ロックを彷彿させる残響系の影響が色濃い曲。いい意味でダサいんだよな~。一転Cメロでシューゲイザー臭いノイズまみれの浮遊、からの四つ打ち大サビ。この流れ邦楽ロック欲張りセットじゃ~ン。だいすき😚

というか、この三曲全体でまさしく邦楽ロック欲張りセットなんですよ!!ナンバガ以降の邦楽ロックのウケる要素をこれでもかって詰め込んでる。それでもとっ散らかり感が薄いのは、あくまでバンドサウンドにこだわってるからってのと、各人の演奏がバチクソ上手いから。「俺たちこんなことできますけど、どうっすか?」という音楽性の広さの余裕っぷりを見せつけられ、俺はノックアウトされた。だって邦楽ロックすきなんだもん俺。そしてこのルックス


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これはバンド女子にもウケる。そして知的な歌詞はサブカル系にもウケる。俺みたいなガチキモバンドオタクにも、バンドキッズにも、ひいては歌い手畑の人間らにもウケる。勝ちでは?

まだ最新作以外聴けてないんでこれまでの音楽性はわからないんですけど、少なくともこのアルバムは本気で売れにきてる音楽ですよ。必聴