鼻紙diary

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発狂

俺んちにはテレビがないから主な情報源はスマホになるわけだが、そうなると俺に入ってくる情報のソースはツイッター2ちゃんねると友達か母親のLINEになるわけで、そうなると情報の真偽が判定される前に俺の脳にめちゃくちゃに入ってくる。インターネットは情報で溢れている。母親のよくわからない感染予防知識も溢れている。実家からマスクが大量に送られてきた。どうやって手に入れたんだろう。まったく不明だ。とにかく、俺は世の中の複雑な問題はクソどうでもいいし、どうせ俺には理解できんと思っているので、情報の信頼性を精査することもなくばか正直にそんな情報を片っぱし鵜呑みにして一喜一憂しているわけだが、そうするとこの世界はどう考えてもめちゃくちゃヤバイ。ヤバイというか、ヤバくなるすんドめ状態ビリっビリというか、おじゃ魔女カーニバルというか、狂って候というか、エレクトリックサーカスというか、みんなすごいピリピリしてる。めちゃくちゃヤバイのに、例えばバイト先だったり友達と遊んだりしているときの平和さといったらないので、そのギャップにより俺は発狂しそうだ。とあるクソバカの友人は、例のウイルスを「こんな弱っちい馬鹿みたいなウィルスにすら人は負けるんだね」と言っていて、すごい爆笑してしまった。この世界はヤバいのか?ヤバくないのか?発狂しそうだ。

怠惰すぎて病院にも行けん

・ギックリ腰になった。バイトで紙がパンパンに詰まった段ボールを無限に運び続けたら、次の日の朝起き上がれなくなった。その日もバイトだったからなんとか駅まで歩いていったが、改札を目の前に一歩も歩けなくなってしまい、そのまま匍匐前進で整形外科に這っていった、文字通り。要するにお前は腹筋と背筋がないから腰を悪くすんだ、と医者に言われコルセットと痛み止めをもらった。治り次第鍛えろと言われたが嫌すぎるのでまだ治ったことにしていない。だがついに痛み止めが切れてしまったからそろそろ病院にいこうかな、と思うが午前の診療が12時までのせいで永久に行けん。起きられん。完全に詰んでいる。午後はバイトだしな。ここ二日は絶対に午前に起きるべく酒も飲まず、午前1時前には寝ているというのに起床は午後1時。終わっている。

・久しぶりに小説を書いている。小説を書くということは結局自己顕示でしかないので、周期的にやってくる自己顕示したい期間でしかないが、その期間中にできるだけやっときたいという意思もある。それと、ちょうど一年前くらいに書いた小説をインターネット上にアップした。この小説は、すごい精神的に暗い時期に書いたせいで文章がものすごく暗いし、読んでいてつらくなるような気さえするが、いま書いているやつはもう少し明るいし、ポップだ。うん

・春休みが暇すぎる。2月に春休みが始まった当初は帰省したり地元の友達が遊びに来たりバイトの後輩と遊んだりしていた気もするが、とくにここ一週間バイトと家以外にいる場所がない。ギックリ腰のせいでまともに動けんし、なんなんだ。暇すぎると創造的な活動をする気にもなれず、なにもしていない。暇すぎて最近は自炊している。といっても、味付けがめんつゆと鶏ガラスープの二択しかない。まだ見ぬ三択めを募集中。

・暇すぎて、あるものにハマってしまった。ハヤテのごとく。10年以上前に連載が始まって数年前に連載が終わった長編ラブコメだが、俺みたいな古いインターネットのオタクに効きすぎる。キャラクターもみんな毒がないし、ぬるま湯状態。萌えのぬるま湯だ。萌えって死語だが、その感性は生きていると実感した。メルカリで単行本をまとめ買いしてチマチマ読みながら、アニメも少しずつ視聴している。むか~~しアニメを見ていた程度の予備知識なので、新鮮に楽しめている。ハヤテのごとくがなかったら暇すぎて発狂していたかもしれん。

 

暇すぎて日記をかきました

 

失恋した男(21)、思い出の場所で凧をあげ泣く

2020年1月2日午後3時過ぎ。新年あけて早々、俺は一人で新宿にてカレーを食っていた。

本当は高校時代の友人ヨシカワ(『最悪の東大生』、『東の脳壊死ニキ』、『大学で「二度」炎上した男』、『倫理と常識を捨てた男』、『バーサーカー』)と全国でも数少ない正月からやっている律儀なラーメン二郎である小滝橋通二郎(通称歌舞伎町じゃない方の二郎)に行こうと思ってたのだが、「ごめん、八ヶ月遅れる」というLINEを受信したために、ソロで二郎並ぶのもアレなので一人寂しくゴーゴーカレーを食っていた。


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一人寂しく……そう、一人寂しくと言えばヨシカワはつい先日、しかもクリスマス当日25日の夜に4年以上付き合っていた彼女に振られたところであり(詳しくは明記しないが、原因の100%はヨシカワにあることは言うまでもない)、1週間で6キロ痩せたり、寄せては返す憂鬱の波が小田急線を揺らし続けたりしていたらしく、今回はそのヨシカワを断罪するもとい慰める会を開こうという運びであった。

 

およそ二時間後、日も暮れて久しいがヨシカワ及び暇だったので来たという高校時代の友人ちゃんケン(ちなみに、ちゃんケンをちゃんケンと呼んでいるのは人類で俺だけらしい)と合流、景気付けに新宿でもっとも有名な神社こと花園神社で初詣をする。おみくじで俺が大吉を引くなかヨシカワは完全に待ち人来ずの小吉を引いてヘコんでおり、引き直すも小吉と末吉しか出ず(おみくじってそういうのアリなのか?それともナシ?)リアルに落ち込んでいたが俺とちゃんケンは爆笑していた。



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(オネエのダークエルフ……ではなく1週間で4キロ痩せたヨシカワ。心なしやつれているようにも見える)

その後びくドン(びっくりドンキー)にてイカの方舟を食し心身ともに正月気分を味わい(?)、とくにこれ以上新宿ですることもないので俺たちのホームタウンこと横浜へ。気付いたら湘南新宿ライン相鉄線が直通になっていたが、何度説明されてもどういう仕組みなのか俺は理解できなかった。こういうとき大企業や国は俺になにもしてくれない。そもそも横浜から新宿にいきたいのであればはじめから湘南新宿ラインに乗れば充分ではないのか?もしかして俺はいますごくバカなことを言っている?

おばあちゃん家にいるというのに暇だし落ち込んでいるヨシカワを見たくて仕方ないという高校時代の友人魚雷くんと横浜で合流し、折角だからドンキで福袋的なやつを買おうとしたら七万円とかのやつしか残っておらず何となく300円の凧を買ったりする(この時、何となく買った凧があのようなドラマを引き起こすとは思いもしなかった)。

 

一行はヨシカワの話を詳しく聞くために地下鉄みなとみらい線に乗り込み告白したかされたかした思い出の土地であるみなとみらい、臨港パークへ。新高島、かつてデカい映画館があった辺りを抜け歩いていると迷ってしまい入っていいのか悪いのかかなり微妙なエリアこと深夜のパシフィコ横浜に入り込んでしまい無人の広大な空間がめちゃくちゃかっこよかった。魚雷くんと留年したらマジでヤバいよな、みたいないまいち具体性に欠けた話をした気がする。実際のところあまり危機感がない自分に危機感しかないが……………。余談だが実家でおせち食べながら「留学しそうンゴ」といったら「ふ~ん。ヤバ。殺す」とだけ言われた。ふ~ん、ピンチじゃん。

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(完成に無人パシフィコ横浜。海風がヤバすぎて世界一寒かった)

ヨシカワの本棚には「マジで」Toloveるダークネスと奥さまは生徒会長とゆらぎ荘の幽奈さんしかなくそれ以外の本は人生で買ったことがなかったが今回振られて心を入れ換えるために『火花』をはじめての小説として買った(ヨシカワは医学部受験の際面接で好きな小説として「センター試験で出たやつ」と答えたことがある。こんな奴が東大生で将来の日本を担う人材だとは信じたくない)、ヨシカワは残りの時間と終わった後何を食うかが気になり過ぎるから映画を見ることができないせいで、最後に見た映画はカンフーパンダ2などの話をしながらやっとのことで港のおしゃれ公園こと臨港パークへ。10メートル進む毎に「この階段思い出あった?」「このベンチは?」などと尋問を繰り返しながら露出狂に出会うことを期待しながら歩く。ヨシカワはすべての質問に「いや、あるわ!」と絶叫していた。うるせ~~~~

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(港町おしゃんてぃ公園こと臨港パーク。露出狂に遭遇したらどうやってビビらせようか話していた。あいにく露出狂はいなかったが釣り人やカップルは正月深夜だというのに普通にいた)

折角公園にいるのだからさっき買った凧揚げでもしよう、となって300円の凧を開封。寒すぎて手がかじかみすぎてまったく組み立てできなかったが、そこそこ手が器用な魚雷くんのお陰で何とか組み立てる。多分だけど魚雷くんがいなかったらここで帰っていたであろう。



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(300円の凧。凧ってこんな感じだっけ……………?怪しいが、まあいい)

「てか、凧の飛ばしかたとか知らなくね?」

そう、万年スマホ中毒の現代っ子は凧の飛ばしかたとか知らない。

ふんわりとした記憶を頼りにヨシカワが凧を持ち、ちゃんケンは糸の持ち手のアレを持ち、いい感じに走り出す(この時なぜかちゃんケンは上半身裸だったが、なぜ裸になったのかはまったく覚えていないし、写真も残っていないのでもしかしたら夢だったかもしれない。なぜなら凧揚げと上裸に関連性はないから)。
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バサッ!!!!

凧は背丈ほども浮き上がることはなくめちゃくちゃな勢いで地面に激突。

あと10センチも上にいっていたら完全に文字通り海の藻屑に消えていたところだったが、ギリギリで手刷りに引っ掛かった。

風は強いので、多分俺たちの飛ばしかたが悪いんだが、そもそも暗すぎてよくわからんまま、その後もこんな失敗を幾度となく繰り返し、いよいよ強風と寒さによって俺たちの体力は限界へ。

その時、ここ一時間で一番強い風が!!(一時間もやっていたのか?正気ではない)

「ヤバイ!もう勝手に飛ぶ領域!勝手に!」いや、凧が勝手に飛ぶわけ………………
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フワァッッ!!

あっ!!

「うわああああああああ!!」

叫びながら走り出すヨシカワ。

爆笑しながら追いかける三人。


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(万年帰宅部、ノンサーヨシカワだが走るときは走る。気づいたらみなとみらいのかっけ~形のホテルの方まで疾走していた)

凧は落ちてくることもなく、海風にのってゆらゆら飛行を続けていた。f:id:team-hanagami:20200112015224j:image

スカイフィッシュではなく枯れ葉でもなければ、凧。ちっせ~~~~)

「ヨシカワ、叫べ!!」

↑凧って飛ばしながら叫ぶみたいな風習あったっけ?多分ないが、まあいいだろう

うおおおおおお!!

 

~~~~~~!!!!!!!!

謎の感動。復縁できるといいね。

意味不明の達成感が俺たちを支配していた。これが、青春…………?(多分違う)

でも、なんかよかったよな!終始意味わかんなかったけどさ!


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(ひとしきり凧を飛ばした後、思い出の道を歩きながら涙するヨシカワ。かわいそう)

↑かわいそうと言っておきながら、同情の余地はないので俺たちは爆笑していた。

その後俺たちは極寒の中落ち着ける場所を探し放浪するもみなとみらいにそんな場所はなく、サクッとタクシーに乗り横浜駅西口へ。

俺たちが始発を待つ時に必ずといっていいほど利用する松のや(始発を待つのや………なんつってw)に入り酒も飲まず始発まで話し続けた。ここまで全員がシラフなのが正気の沙汰とは思えないが…………………………。24時間営業の松のやは横浜駅西口近くのそこそこ良い立地にあるにもかかわらず深夜帯いつもガラガラであり、広いテーブル席が使い放題、放題200円やそこらでドリンクバーと味噌汁が飲み放題、定食は500円、なんならビールも飲める……といったコスパ主義を地でいく最高の店であり、横浜で終電を逃しよくわからん居酒屋で3000円払うくらいならここで500円はらって3、4時間居座るくらいの度胸を現代人は身に付けた方が良い。こういう考え方が今後の日本を救うことになるとホリエモンも言っていた。トレーに大量に出来ていたキモい気泡を箸の先端で潰して謎の液体(しかも、めちゃくちゃ臭い)を出していたら六時頃になっており、解散。 

その後俺は謎の美容師によって前髪を間違えて(?)半分以上切られることになるのだが、それはまた別の話…………………

 

 

 

 

 

 

 

最近聴いてよかった曲#2

こんにちは。寒いですか?俺はそこまでです。

Spotifyに加入してない人は便利なので加入してください。

それでは…………………

今回は約半年以内にリリースされた日本のバンドの新曲からです。

 

①The Whoops/踊れない僕ら

https://open.spotify.com/track/0zPo7TfjuJzRxoDLrs6STk?si=S4_-nm9USAm5vBv64tYJzw

関東のWhoops(フープス)というバンドが昨年6月頃にリリースしたフルアルバムの内の1曲。最高にかっこいい。邦楽っぽいロックさを受け継ぎつつもリバイバル感との共存。すごい発明。多分Spotifyでこの曲を一番再生してるのは俺だという自信がある。間違いなく現行の邦楽で一番新しい音像のひとつなのだが…………。もっと有名になって大阪でももっとライブしてくれ~~~~

 

②GEZAN/赤曜日

https://open.spotify.com/track/0glkSBGXa1cMofmRTZ0Liu?si=MWDAiyy7Tku1v5OmQNfD_g

つい先日のGEZANの新曲。音楽から思想が乖離して久しいがこのバンドの音楽だけは、例えばかつて頭脳警察が宣言したような音楽の持つ思想の強制力を、全身全霊全感覚をもって唱え続けている気がする。俺たちは彼らの音楽を直視しなければならない、探求せねばならない、2020年になってもなおうたに思想を封じ込めなければならなかった理由とか、ポップさを捨ててまでシティポップを敵視する真意とかを。

 

③teto/ラストワルツ

https://open.spotify.com/track/5qAjzU9KFKVBkKIphClIAu?si=jqemzR5PTG2xdLen-j1bdQ

tetoが昨年末にリリースしたフルアルバムの1曲。バンドは変化するし、もっと言えば人間は変化する。といってもtetoが前作『手』から僅か一年でこの領域まで洗練された音楽に到達していることに驚かざるをえない……まじでヤバイ最高のアルバム。この曲というかこのアルバム聴いてないやつは全員ニワカ

少しでも邦楽ロックというものに触れてきた人間なら必聴です。

 

以上です