鼻紙diary

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最近聴いてよかった曲

この頃レポートやレポート、レポートなどを書きすぎて脳が崩壊してしまったので脱力した文章を書きたいので書きます。リンクはSpotifyのものしか載せないのでいますぐSpotifyに加入してください。

加入しましたか?

それでは………

①Surikizu by YACA IN DA HOUSE
https://open.spotify.com/track/3vXi1NrGAmH9xnUYFk9hi5?si=gQMWcvv7RB236Rdgmfm_eA

バーチャルラッパーワニのヤカの新曲。最高にかっこいい。カッコよすぎてワニのヤカのパーカーとジャケットを常用している。なんというかこの温度感(新旧インターネットカルチャー+大学生特有の擦り切れかた)のリリックを書けるのは彼しかいないんじゃないかなと。と言いつつ俺自身こういったヒップホップというか日本語ラップをしっかり聴きだしたのは大学に入ってからだから一家言ないといえばないんですが、普遍的にカッコいいですよね?この曲。

②夜、暗殺者の夜 by 裸のラリーズ
https://open.spotify.com/track/5sCFnWkZzZ4peYH6whTx3M?si=w9Ab85AVRa2jDFU5Nle_NA

伝説的だったりする元祖アングラバンドの代表曲。最高にかっこいい。大学の先生に「Spotifyはフランス語で裸のラリーズ検索すると出てくるよ」と教えてもらってからよく聴いている。裸のラリーズのライブの空気感をよく表した名文がブログサービスの終了によって失われてしまうので今月中にこちらを閲覧しておいた方がいいです。

https://yaplog.jp/yu-gure-marie/archive/1420

 

③通りすぎただけの夏 by ゆらゆら帝国
https://open.spotify.com/track/6OyPtUrwcR5lrDrrHEVXt2?si=2j16n3DQS3K9lUICJOdlLA

説明不要のジャパニーズ・サイケバンドのアルバム曲。最高にかっこいい。ゆら帝といえば俺は「しびれ」ばっかり聴いてて「めまい」はどちらかといえばあまり好きじゃなかったんだが、バイトの後輩が「めまい」のこの曲がいいというので聴いてみたらすごいよかった。こういった素朴に美しい風景を想起させるような曲もあるんだな~~と。

 

とりあえずこんなもんです

続編はあるかもしれないしないかもしれないです。半々です。

 

戦慄睡魔ファイル 眠すぎ

こんにちは。皆さん正月気分も早々に払い去って学業やお仕事に邁進される日々をお送りのことと思います。

しかし全世界でただ一人正月気分をいまだに引きずり続けている愚者がいるそうです。ここに。

全人類が寝まくることで有名な正月三が日を過ぎてもなお寝まくっていたら気付けば1月の第一週も終わり。今週の俺はと言えば八時間寝てもなお眠すぎる日々を送り、ついに本日1/11(土)。寝すぎて時空を歪めてしまいました…………………。

時は1日戻って1/10(金)。この日はバイトがなかったため15時前には大学も終わり悠々帰宅後昼寝でもしようと思っていた(前日も普通に九時間以上寝ているので、この時点で大分やばい)。

そして15時過ぎ、いい感じに暖房の効いた部屋で就寝。夜19時前には起きようかと思っていたが、起きたのは実家から送られてきた荷物(大量の缶チューハイ)が届いたチャイムで、それは21時前だった。その後適当に飯を済ませたところ食いすぎて眠くなったので23時過ぎに1時間だけ寝ようと思って横になる。

次に覚醒したのは朝9時前。俺が毎朝同じ時間にかけているアラームの音で目が覚めた。枕元に転がっていたペットボトルを飲み干し、頭が妙にぐらぐらするので横になっていたら意識は遠退き気付けば15時。バイトに遅刻しそうだったので急いで支度をしていたときにふと思う。

あれ?俺………24時間寝てないか?

昨日の15時に昼寝を始めてから24時間、飯を食ったりなどしていた2時間前後を除けばほぼずっとガン寝していたりうとうとしていたりしていた。

それか、寝ている間に時空が歪んで実際は二時間しか寝ていないのに24時間経過してしまった……………(どっちにせよ、失った時間は取り返せないからウィンウィンの逆、つまりルーズルーズ)

もし今日バイトがなかったらいまでも眠り続けていたかもしれない……………もしそうだったら時空の歪みはさらに大きくなってついには時空に裂け目ができてギラティナが現れ世界が大変なことになっていたかもしれない

よかったね、バイトあって

という話をバイトの先輩にしたら「コアラ🐨みたいだね」と言われました。

 

戦慄睡魔ファイル眠すぎ!!以上です。

 

日記10/24~29 ⑤

スタジオ練が終わったがまだまだテンションの高い俺とヨシカワは、電話で高校時代の友人魚雷くんを呼び出すことなった。魚雷くんは明日はバイトだと渋っていたが、「新宿ならいいよ」などとほざいていて「いや、交換条件が緩すぎるだろ」と二人で爆笑し、爆笑したまま小田急線に乗り込み深夜の新宿へ。新宿、俺が好きな街だ。下品なネオンと清潔なオフィス街が隣合わせになってるのが、人間の欲望を体現しているようだし、どこまで行っても街が続いているし、うまいラーメン屋は多いし、何より薄汚い。俺は薄汚い街が大好きなのだ、結局。

魚雷くんは歌舞伎町のゲーセンにいるというがそのゲーセンはすでに閉まっていて、ドンキ前で途方に暮れていると(この時、なぜ電話などをしなかったのかは全く覚えていない)クソデカいドブネズミがコソコソと俺の目の前を通過した。そんなデカい図体してるんだからコソコソせず堂々と俺の前を通れ!!そんな態度だからドブなどという名前をつけられるんだぞ!!!!げっ歯類に対し説教を垂れていると魚雷くんが現れた。魚雷くんは俺の知る限り最も勉学に類する活動が嫌いな男で、浪人時代に自習室で勉強した時間は合計で10時間に満たない(たぶん)。近い未来に勉強星人が侵略してきて地球人類に「死か勉強か」という二択を迫るやいなや人類で一番早く死を選ぶだろう。知らんけど。彼は大学生となった今でも留年と日々の愉悦を天秤にかけては愉悦を取る日々を送っているらしい。それに関しては俺も人のことを言えた立場ではないので深い言及は避けておこう。

魚雷くん、「金欠だから無理」が口癖の万年金欠体質に加え、最近はスロットに金を溶かし果てているらしく完全に「終わり」への道を歩み始めているがこの日は給料日の後らしくわりと金はあるらしい。歌舞伎町の汚い客引きに悪態をつきつつペイペイの使える安居酒屋を探す。なぜペイペイの使える店を探しているのかと言えばヨシカワこと最悪の人間がマジで最悪なことに親のペイペイこと『無限の富』を所持しているからであり、それを利用しタダ飲みをかまそうという話なのだ(なぜなら、無限からいくら引いても無限だからである)。

幸い、セガの上にある白木屋がペイペイ対応ということで滑り込むように入店、バカな学生どもの汚いコールを尻目に静かに、ただ静かに飲む。俺たちも汚い大学生であることに変わりはないがそこらでのたうち回っている大学生とは確実に違うという選民思想を保持した一番たちの悪い大学生だ。何を話していたかなどは残念ながら全く覚えていないが記述に値する話など一ミリもしていないはずだから大丈夫だろう。ここで、唯一覚えているのは………とエピソードのひとつでも書こうと思ったが、マジで覚えてない。トイレが汚かったことくらいか。

午前四時ごろ、眠りこけるヨシカワを叩き起こしペイペイで支払わせる(ちなみに、ヨシカワはいくら爆睡していても「寝てた?」と聞けば必ず「寝てない」と返す。挙げ句のはてには俺は人生で一瞬足りとも寝たことがないなどと言うようになる。哀れだ)。ヨシカワは「ヒトリヨンセンエン」など訳のわからない言語を念仏のように繰り返していたが正直何をいっているか全くわからない。歌舞伎町を離れ西新宿のオフィス街を散歩する。西新宿といえば俺と魚雷くんが京大向けの講習を受けにいったことで有名な河合塾新宿校がある。河合塾新宿校のトイレにはなぜかウォシュレットがなく、ウォシュレットを求め毎日のようにさまよっていたお陰で俺はこの辺りの地理に明るいが、特に役に立ったことはない。なぜ京大の講習を受けたかは、聞かない方がいい。

都庁に意味もなく中指を立てつつ中央公園へ。飲み明かした大学生に思想はない。空は白み始めている。鳥のさえずりが聞こえる。かなりふざけた時間帯だが公園にはそれなりに人があるいており、眠らない街は伊達ではないことがわかる。ヨシカワは俺が走っていいぞと言うと子犬さながら公園じゅうを駆け回っていた。恐らく脳に回すカロリーが余っているためここまで元気なのだろう。始発の時間は近い。ルミネを横目に駅へ。南口はもはや人に溢れている。俺たちは大した別れの言葉も交わさずに、別れる。

 

 

日記10/24~29 ④

横浜駅に負けず劣らずの薄汚さを誇る町田駅にて友人を待つ。正確には俺が当然のように遅刻したせいで待たせている。俺を待つ男の名はヨシカワといい、俺が出会ってきた人間の中でも最悪の人間だ。この男は最近でも文化祭の出店に不適切用語を採用したり、泥酔したまま授業に出たり、大学の合宿で大暴れしたり、俺の部屋でくまだまさしとボビーオロゴンとちびまる子の山田のモノマネを全力でしてアパート全体を揺らしたり、夜中に突然現れ琵琶湖に泳ぎにいったり、自分のスマホをぶん投げてブチ壊し修理に出すということを毎月のようにしたり、俺のスマホの充電ケーブルを盗んだりして周囲の顰蹙を買い続けているらしいが、本人はそんなことを気にかける様子もなく暴れまくっている。コイツは頭がおかしいのだ(通称、脳壊死ニキ)。この脳壊死ニキというのはアダ名ではなく、ヨシカワも俺のことを脳壊死ニキと呼んでいるため、恐らく脳壊死ニキは二人称の類いであることがわかる。この脳壊死ニキという狂った二人称からもわかるように俺とヨシカワの間にはあらゆる倫理観及び常識が消失しており、人類でこの二人しか通用しない温度のユーモアを永久にキャッチボールし続け死んでゆく定めなのだ。俺たちは「人類でこの二人しか通用しない温度のユーモア」を縮めて「温度」と読んでおり、その最たる例が

マツコ・デラックスの裏垢のHNは「貧婆」で、下町グルメを紹介したツイートをRTするだけのアカウントらしい」

「最近ココイチ行くとドリンク無料券貰えるんだが、100%次回使うのを完全忘却してるせいで財布がドリンク無料券まみれになった その結果バグで俺の財布が無料になって全国のトレジャーハンターたちが財布をめぐって俺に奇襲をかけてきている」

「「なんで髪色暗くしたの、金髪の方が良かった」って言われて「日本人」として萎えたから韓国国籍取りに行ったらその場で徴兵されてクッソ萎えたけど、「ペ・ヨンジュン」が同じ隊にいたから"少し"元気出た」

といった「マジの」嘘である。この嘘にオモロを感じた精鋭は俺に連絡を下さい。粗品を進呈します。ちなみにこの脳壊死ニキは頭がおかしすぎて大学に友達が一切いないため俺が呼び出すと町田だろうが大阪だろうが即座に駆けつけるという特徴を持っている。

現れたヨシカワは何故かギターを担いでいた。そういえば先日ギターを全く弾けないヨシカワと二人でバンドを結成したことを思い出した。どうしてバンドを組むことになったのかは全く覚えていないが、バンド名を決めたり、やる曲を決めたりと形から入ることに定評のある俺たちでも見切り発車が過ぎるような気もするが、まあそんなものだろう。バンド名はニビシティ、当方ベース担当です。よろしくお願いします

この日は食のパラダイスことすたみな太郎に行こうと思って町田に集まったのだが、集まってから調べてみるとすたみな太郎町田店は町田駅から徒歩40分の場所にあるらしく、サクッと諦めて串カツのパラダイスこと串カツ田中に入る。結局、パラダイスならばなんでもいいのだ。余談だが、すたみな太郎、町田、平塚、川崎、関内といった神奈川周辺でも指折りの柄の悪い地域にばかり出店しており、ますますすたみな太郎が好きになった。串カツ田中ちりとり鍋などを貪り食った俺たちは折角だからスタジオ入ろう、となり近くのコンビニでスコア(アジカンの君という花)を印刷しスタジオに入る。スタジオが開く待ち時間は暗闇の公園でターザンロープなので遊んだ。全くギターの弾けない男を連れてスタジオに入るのは頭がおかしいとしか言いようがないが、俺たちの持ち前のユーモアならなんとかなる、などとお互い言い聞かせる。レンタルしたベースは俺が普段使ってるやつより3倍くらいいいやつで、めちゃくちゃ弾きやすかった。ヨシカワは、まあがんばってくれ。

ヨシカワはこのタイプの人間にはありがちなこととして友達は少ないが知り合いは多いらしく、先週の時点では二人しかいなかったバンドメンバーを即座に集めてくれた。ドラムの叩けるシンガーソングライターと全くギターを弾けないがやる気だけはある男の二人らしい。俺以外全員都内にすんでいるが、まあなんとなるだろう。なんにせよ音楽は聴くのも最高だが弾くのも最高だ。久しぶりにデカい音でベースをベンベンして思った。

ありがとうアイラブミュージック

日記10/24~29 ③

10/26、昼過ぎの起床。隣で惰眠を貪るJをたたき起こし起き抜けに飯を食いにいくことになった。土曜日だったが両親は飼い犬の†デス=ケルベロス†(トイプードル♀12歳)の歯石を取りに動物病院に行ってるということでいなかった。俺ですら歯石など取ったこともないのに犬ごときが生意気なことをするな。本気を出せば俺の方が社会的にも肉体的にも精強であることを忘れるなよ。飯には何故か妹(高校生)も着いてきた、俺としてはせっかく横浜にいるのだから家系ラーメンとでも洒落こもうと思っていたが妹がラーメンなどという野蛮な食物を女子高生に食わせるなと駄々をこねるので近所のカフェにてパンケーキなどを食べることとなった。むさ苦しい男子大学生にパンケーキの取り合わせは最悪といって他ならないが、この日は夜に肉などを食う予定だったから我慢した。俺は甘党だからパンケーキは嫌いではない。ちなみに妹はよく言えば天然、悪く言えばクソバカのカスで、俺が行ったことを何でも信じるという特性を持っているのでこの日も乗っていた夜行バスが突如炎上して、危うくバスガス爆発を「マジで」体験することになったという死ぬほど雑な嘘を信じていた。恐らく彼女は今後ありとあらゆる詐欺に引っ掛かり全財産を三回は失うことになると思うが俺は頼らないでくれ。

その後Jは実家に顔を出すらしく横浜駅で別れ、俺は別の友人に会うため町田を目指す。この日はちょうど横浜でラグビーワールドカップの試合があるらしくJR横浜線は超満員、しかもテンションブチ上がりのガチムチ外人兄貴たちが電車内で雄叫びをあげるなどしており、図らずして電車内でスクラムを組むハメになってしまった(?)。ちなみに俺は自宅のテレビがブチ壊れているせいでワールドカップといったものに一ミリも触れておらず、従ってラグビーのルールを全く知らない。誰かテレビとプレステ4を俺に買ってくれ。というのは言い訳で、スポーツに熱狂する大衆を憎んで今まで生きてきたツケが回ってきたということか、異常な胸板の白人に潰されそうになりながら思う。イヤホンではtetoの新譜ががなりたてる。音量を最大の一歩手前まで引き上げた。

つづく

蜩

  • teto
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